けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

生検を受けるまで その2 自覚症状

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血尿でクリニック受診、どうも診断があやしい

 

人間ドックの検査でPSA値が8.7ng/mlとなり、再検査も同じ数値で生検を受けることになりましたが、この時点で、特に目立った自覚症状はありませんでした。

まあ年相応におしっこが近いことがあるくらいです。

それでも夜中におしっこで目が覚めるのは1回あるかないかなので、同年代の中では少ない方ではないかと思います。

ただ、過去には泌尿器の症状で通院したことがありました。

手元のおくすり手帳を確認すると2015年に泌尿器科に通院しています。

血尿がでて近所のクリニックを受診しました。

検尿、採血、エコー診断の結果、前立腺肥大と診断され9ヵ月ほど通院しました。

この時のPSA値がいくつだったか記憶も記録もないのですが、前立腺がんの話は全くでなかったので、おそらく基準値以下だったのだと思います。

抗炎症薬等を処方され、2週間毎に通院しました。

まさかの誤診(盲腸⇒憩室炎)

 

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ただ、どうもこのクリニックの診断があやしかったと思っています。

というのも、通院中に腹痛を覚え同じクリニックで診てもらったところ、エコー診断の結果、盲腸と診断されたのですが、これが実は憩室炎という病気でした。

今どき盲腸は、よほど重症でないと手術はしないといわれ、散らす薬を処方されました。

数日経ってもいっこうに痛みが治まらず、総合病院の夜間外来を受診したところCT検査の結果、憩室炎と診断され直ぐに入院となりました。

クリニックの診断は完全な誤診だったのです。

総合病院の看護師はCTも撮らずに判断するなんてとあきれていました。

これがきっかけでその後に泌尿器についても総合病院で改めて診てもらったのですが、前立腺肥大はないという診断でした。

たまたま治ってしまっていたのかもしれませんが、前立腺肥大についても誤診だったのかもしれません。

血尿、血精液症はどんな症状だったか

 

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いずれにしてもこの頃は尿に血が混じることは何度かあり、最初は血尿だと思ったのですが、精液にも血が出ていました。

尿の方は尿が出終わるころに残尿感と共に血の混じったドロッとした尿がでるという症状でした。

精液の方は最初鮮血が混じり、日が経つと茶褐色に変わり、2~3週間程度で消えるという感じです。

尿も精液も前立腺を通るので、そのあたりで何か異常があったのかもしれませんが、総合病院で膀胱の内視鏡も受けましたが、異常なしでした。

ネットで調べると血精液症という症状で、自然に治ることが多く、あまり心配はいらない症状のようでした。

その後この症状は止まって数年が経ちました。

PSA値が上がって生検を受けることになった時に、過去の症状を詳しく聞かれるのかと思ったいましたが、これが全く聞かれることはありませんでした。

生検で白黒つくんだから過去の症状などどうでも良いということなのかも知れません。

 

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