2021年10月 定期検診
連携クリニックで３か月毎の検診を受けました。
排尿の状況は前回から変わりありません。
タムスロシンを飲んで1週間するとおしっこが出にくくなってきて、薬をのむと直ぐに改善するということの繰り返しです。
今回も2週間分のタムスロシンを処方してもらいました。
いつものとおり採尿と採血して、リュープリンの3か月製剤を注射して終わりです。
2月末のホルモン治療終了に向けての受診間隔の調整については前回書きました。
従って、次回の予約は飲み薬の処方期間上限の90日＋1週間として年明けの1月に予約をしました。
いつものとおり翌日オンライン診療で血液検査の結果を聞きます。
今回もPSA値は0.009未満で問題ありません。
他の数値も異常なしです。
次回リュープリンの1か月製剤注射をすればいよいよホルモン治療は終了します。
突然のめまい、脳貧血？
３か月毎の検診もルーティン化して数値も異常がなく、あとは淡々と治療の終了を待つばかりと思っていましたが、受診から1か月経った頃、突然めまいに襲われました。
夕食中にホットフラッシュを感じて、シャツを脱いで上半身裸になっていました。
ここまでは今までも良くあることで、別に異常は感じていません。
しばらくすると、目の前がかすんで驚いて立ち上がるとふらついて立っていられません。
冷や汗がどっと出て寒気を感じ、ソファにしばらく座っているとめまいは治まってきましたが、寒気は治まりません。
そのままベッド入って眠ってしまいました。
翌朝には普通に戻っていました。
ネットで調べてみると、脳の血流が不足して起こる脳貧血という症状に近いようです。
食後に胃に血流が集中した際にも起こることがあると書いてあります。
確かに夕食をほぼ食べ終わったころでした。
私の場合は意識を失うところまではいきませんでしたが、そのまま意識を失うといわゆる「失神」という状態になるようです。
初めての経験でとても驚いたのですが、一般的には割と良くあることのようです。
末梢血管を拡張させる作用のある前立腺肥大症の薬の服用が原因の場合もあるというこです。
ちょうどその日はタムスロシンを服用したので、その影響もあるのでしょうか。
いずれにしてもまずは定期検診をしているクリニックに相談した方が良いと思い、オンライン受診をしました。
症状を説明すると、やはり脳貧血と思われるが、まずホルモン治療が影響していることはないだろうということでした。
タムスロシンには影響する作用があるが、私の場合は週一回程度の服用で、しかも今までも服用してきているのでおそらく因果関係はないだろうということでした。
多くの場合検査をしても異常は見つからない一過性のものであるが、稀に脳梗塞の予兆ということもあるので心配であれば脳神経外科を受診した方が良いということでした。
脳神経外科クリニック受診
泌尿器科の助言に従い、脳神経外科を受診しました。
症状を説明するとまずはMRI検査をしましょうということで直ぐに検査を受けました。
検査の結果は、一部に大脳深部皮質下白質病変（長い！）が見られるということで原因は血流が不足しているためで、加齢も要因であるが、私の場合高血圧も影響しているということです。
ごく小さな脳梗塞を起こしている部位も確認されるということです。（怖っ！）
診察前の測定で血圧は150/100程度でした。
年齢的に135以下が標準値で、できてば125以下が望ましいということです。
確かに通っているスポーツクラブで血圧を測るといつも軽度高血圧というレンジにありましたが、軽度なので大したことないだろうと軽くみていました。
前立腺癌の時もPSA値を舐めていたので、過去の反省が生かされていませんねえ（汗）
さらに頸動脈に動脈硬化と思われる画像が見られるため、3週間後にエコー検査も予約して、その結果もみて対応を判断することになりました。
自宅で毎日血圧を測定して血圧ノートを付けるよう言われ、早速ドラッグストアで血圧計を購入しました。
前立腺癌の治療は順調に終わりが見えてきたと思ったら、今度は高血圧ですか，，，（トホホ）
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