けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

治療終了後の経過 その5 照射開始から2年9か月

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PSAは徐々に上昇中

2023年4月定期検診でクリニックを受診しました。

PSAは前回の0.095ng/mlから0.227ng/mlに上昇していました。

医師の話ではこの程度の上昇は誰もが通る道で、再発レベルの2.0からは乖離しているので問題ないということです。

それでも以下のとおり数値が上昇していくと少し不安になりますね。いったいどこで止まってくれるのか。

 

  • 2022年7月:0.009未満
  • 2022年10月:0.055
  • 2023年1月:0.095
  • 2023年4月:0.227

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男性機能その後

前回一部(?)復活が見られた男性機能については、その後も大きな変化がありません

マスターベーションでオーガズムに達することはできますが射精はごく少量です。

勃起度も5割から6割といった感じで、試してはいませんが、おそらく性交は無理だと思われます

今回も男性ホルモンの指標であるテストステロンを調べてもらいましたが、前回からむしろ数値が下がっていますので、数値的にも回復はしていないということですね。

  • 総テストステロン:前回2.39ng/ml⇒今回2.05ng/ml
             (基準値1.31~8.71ng/ml)
  • フリーテストステロン:前回6.3pg/ml⇒今回5.7pg/ml
              (60代基準値5.3~11.5pg/ml)

まあ医学的に正しいのかどうかはともかく、男性ホルモンの回復が再発の可能性を高めるようなイメージがあり、早く回復してほしいようなしてほしくないような複雑気持ちです。

 

メタボについて

治療開始前の体重は約58kgで、治療開始後のピークには約63kgと5kg程度増加していました。それが現在は59kg台まで下がりました

治療中からスポーツクラブへ週2~3回行って5km程度のウォーキングと軽いウエイトトレーニングを行っており、これは現在も大きく変わっていないので、やはりホルモン治療が終わったことが影響しているのでしょうか。

 

日本肥満学会が定めるBMI(Body Mass Index:体格指数)=22の場合の適正体重は以下の式で計算できます。

 

適正体重=身長(m)×身長(m)×22

 

私の場合は身長が大体164.5cmですから、適正体重は60kg弱なので概ね適正体重に戻ったということですね。

 

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ただし、持病の高血圧症等の確認で今回メタボ関連の指標も調べたところ、なんと中性脂肪の値が450mg/dL(男性の基準値:50~145mg/dL)と基準値を大きく超えていました

これまでの人間ドックでは180程度まで上がったことはありましたが、450というのは初めてです。

ん~、一難去ってまた一難ですね~(涙)

 

ホットフラッシュが消失したことは前回書きましたが、その他気になる合併症は今のところありません。

以前は夜間に一度尿意で目が覚めていましたが、最近は朝まで眠れることが多くなりました

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。