けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

治療終了後の経過 その4 照射開始から2年6か月

性機能復活か⁉

2023年11月のある朝、ついにその時がやってきました。

今までピクリともしなかったペニスがムクムクと膨らんでくる感覚が!

恐るおそるいじってみると勃起度5割から6割といった感じでしょうか。

思い切ってマスターベーションをしてみると直ぐにオーガズムに達しました

しかし、射精はしたのかしないのか⁉

ごく少量の液体が出ましたが、どうも精液のような白く粘度の高いものではなく、どちらかというと尿に近いようなものです。

なんだか不思議な感じです。

オーガズムと射精はセットだと思っていましたが、ほとんど射精はせずにオーガズムを感じるということがあるんですね。

 



 

治療で正常な組織も変化

腺友倶楽部のMo-FESTA CANCER FORUM 2021で病理医の先生による「病理診断と治療に伴う前立腺がんの形態変化」と題する講演が行われています。

 

mo-channel.org

 

この説明を聞くと放射線治療でがん細胞が死んだりなくなったりても正常な細胞は治療前と同じ組織になっているわけではなく、放射線治療やホルモン治療の影響により別の組織に変化しているということが分かります。

前立腺には前立腺液を分泌したり、それを押し出したりする機能があるようですが、

整理すると、

 

  • 正常な組織(治療前):分泌細胞と基底細胞の二相性があり腺房機能が発達
  • がん細胞:基底細胞が消失し二相性が失われる
  • 治療後の組織:腺房構造がほとんど見られない、治療により変性した細胞

 

ということのようで、

講演では説明がありませんでしたが、治療により変化した後の組織は治療前と同じ働きはしない、すなわち正常な精液を作ったり射精したりする機能は失われるということなのでしょうか。

 



腺房構造はないということはそういうことなんでしょうね。

勃起やオーガズムは戻っても射精や生殖機能は戻らないということなのでしょうか。

一口に性機能といっても、勃起、オーガズム、性交、生殖などの要素があり、なにをもって性機能回復というのは難しいですねえ。

こいったことは患者にとって非常に重要なことですが、あまり情報が見当たらないですし、病院からは単に性機能障害が生じるということだけで詳しい説明はありませんでした。

 

定期検査は問題なし

さて、定期検診の結果ですが、PSAは前回0.055ng/mlから0,095ng/mlに上がっていました

まあ、再発レベルの2.0ng/mlに比べればまだ低い値で、心配するようなことはないということです。

尿の方も正常で潜血などは認められませんでした。

治療後2~3年目ぐらいに晩期の合併症で血尿が出る人が5%くらいいるそうです。

血尿が出る場合はかなり真っ赤な尿がでてびっくりするということでした。

 

男性ホルモンのレベルを示すテストステロンも前回に引き続き検査してもらいました。

前回は総テストステロンのみでしたが、今回はフリーテストステロン(遊離テストステロン)も測定してもらいました。

結果は以下のとおりです。

 

  • 総テストステロン:2.39ng/ml(基準値1.31~8.71ng/ml)

  • フリーテストステロン:6.3pg/ml(60代基準値5.3~11.5pg/ml

 

総テストステロンは前回より上がっているものの、フリーテストステロン共にまだ基準値の下限近くでです。

また、ホルモン治療などを受けていない場合にフリーテストステロンの値が8.5pg/ml以下の場合は男性更年期障害と診断されるレベルのようです。

 

男性ホルモンと性機能が回復するのは喜ばしいものの、それが再発の可能性を高めるのではないかという不安もあり複雑な心境です。

 

サムネイル画像

 

その他、ホットフラッシュを感じることは全くなくなりました

メタボの方はあまり変化ありません。

つるつるだった腋毛も少し生えてきた一方で、少し濃くなったと思っていた頭髪はどうも前のように薄くなってきたような気が、、、

こちらもなんとも複雑ですねえ。

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。