けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

治療終了後の経過 その10 照射開始から5年

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PASは順調に推移

2025年7月に定期検診でクリニックを受診しました。PSA値は前回の0.461ng/mlから今回0.371ng/mlと下がっていました。

前回に続いて低下傾向が続いており何よりでした。

 

治療開始後のPSA推移

体調に特に変化はなく、これまでに晩期の合併症といわれる血尿や血便の症状がでたことはありません。

治療後に生じていた頻尿や尿意切迫感も数か月で治まりましたし、睡眠中の排尿については現在あっても1回、朝までないことも結構多いので、むしろ治療前よりも改善したくらいですね。

まあ、医師の話では7,8年経って再発する事例もないわけではないということです。

また、治療により元々あった癌がなくなったとしても新たに前立腺がんが生まれることもあるということなので、一生安心はできないということなんでしょう。

今回で治療開始から5年が経過したので、今後10年目までは1年毎の検診となるスケジュールです。

無事に10年経ったとして、その後も1年後の人間ドックなどでPSAのチェックは続けていくと思います。

 

ED治療その後

ED治療の方については前回シリアス系ED治療薬の後発薬ダダラフィルを処方してもらい試しましたが、前回も書いたとおり一定の効果はあるものの劇的な変化はみられませんでした。

その後オンライン診療でより効果が大きいといわれているバイアグラ系治療薬(後発薬はシルデナフィル)も処方してもらいました

ちなみにオンライン診療で処方してもらうと郵送で薬が届きます。

ED治療薬の比較

薬名 バイアグラ レビトラ シリアス
製薬会社 ファイザー バイエル薬品 日本新薬
発売日 1999年3月 2004年6月 2007年9月
ジェネリック薬 シルデナフィル バルデナフィル ダダラフィル
勃起力 強い 最も強い マイルド
持続力 3~5時間 5~8時間 30~36時間
効果が出るまで 30分~1時間 15~30分 1時間~2時間
食事の影響 あり
・食前の服用を推奨
・食後服用の場合は2時間ほど空け脂質の少ない食事とする
・グレープフルーツジュースで服用しないこと
少ない
・標準的で脂質の割合が少なければ食事の影響を受けない
・空腹時に服用すると効きやすい
・グレープフルーツジュースで服用しないこと
少ない
・標準的で脂質の割合が少なければ食事の影響を受けない
・空腹時に服用すると効きやすい
・グレープフルーツジュースで服用しないこと
副作用 現れやすい
・顔のほてり、目の充血、など
現れやすい
・顔のほてり、目の充血、など
あまり現れない
・頭痛、めまい、ほてりなど
価格
( )ジェネリック
1,500円程度/錠
(1,000円程度/錠)

(1,700円程度/錠)
1,800円程度/錠
(1,200程度/錠)
備考 知名度No1 現在はジェネリックのみ生産されている シェア世界一

 

前回も掲載した各治療薬の比較説明のとおり、確かに効果はシリアス系より大きいですが、それほど劇的な差はありませんでした。

バイアグラ系はほてりや頭痛といった副作用も大きいので、私としてはシリアス系の方が合ってるかなと思いました。

ED治療薬の作用はペニスの血管を拡張して血流を促進することのようなので、そもそも重粒子線の照射で勃起に関連する組織(神経?血管?)が損傷していれば薬の効果は限定的なのかもしれません。

 

というわけで、何か問題が発生しない限り今後の投稿は1年毎になります

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。