けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

治療終了後の経過 その3 照射開始から2年3か月

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検査項目に男性ホルモンの指標を追加

2022年10月、3か月毎の定期検診を受けました。

2月末にホルモン治療を終了してから半年以上が経ちます。

そろそろ男性ホルモンのレベルが回復してくるころなんでしょうか。

夏の間は気候のせいで良く判断がつきませんでしたが、夏が過ぎてみるとどうもホットフラッシュについてはほとんど感じなくなったようです。

メタボと性機能については変化なしですねえ。

 

どのくらい男性ホルモンのレベルが回復しているのか興味のあるところなので、血液検査については男性ホルモンの指標を追加してもらいました。

男性ホルモンはテストステロンという指標でチェックするということです。

いつもは翌日に検査結果が出ますが、この指標を追加すると4-5日かかるということでした。

検査の翌日に予約していたオンライン診療の予約を翌週に変更しました。

 



PSA値は少し上昇

さて検査結果ですが、まずPSAについて前回まで測定下限の0.009ng/ml未満で安定していましたが今回は少し上がって0.055ng/mlになっていました。

ホルモン治療停止後のこの時期として、この程度上昇してくるのは通常の推移ということです。

根治的放射線治療の場合のPSA再発(生化学的再発)は、PSA最低値から2.0ng/ml以上の上昇があった場合です。

まあまだこの程度では全く問題ないのでしょうが、それでもPSAが上がってくるというのはあまり気持ちの良いものではないですねえ

 

テストステロンについては基準値1.31~8.71ng/mlに対して0.16 ng/mlと下限値ギリギリですが、年相応の標準的な数値よりはまだ低いということです。

ネットで調べてみるとテストステロンには総テストステロンと遊離テストステロンというのがあって、どうもホルモンレベルを評価するのは通常、遊離テストステロンの方らしいです。

でも数値と単位から推察するに、今回測定したのは総テストステロンの方みたい。

さらにテストステロンは一日の中で朝が高く午前中の早い時間に測定するとなっています。

いつもなんですが、なんで俺はこういうことを事前に確認しないのかなあ(反省)。

 

サムネイル画像

なぜ検査で男性ホルモンは調べないの?

そもそもなぜホルモン治療の過程で男性ホルモンは調べないのか。

ホルモン治療始めれば下がるのが当たり前だから?

止めれば戻るのが当たり前だから?

仮に戻らなくても前立腺がんにとっては良い方向だから?

というようなことなのでしょうか。

まあ、元々睾丸を摘出するなどという荒っぽい治療が用いられていたくらいですから、ホルモンが高いの低いのなんて気にしないってことなんですかねえ。

でもホルモン治療の合併症で悩み再発に怯える患者にとって、男性ホルモンのレベルというのは重要な情報ですから検査対象にして知らせてほしいですね。

 

貧血は酒と薬が原因か?

あっ、それから前に起こった脳貧血ですがその後も数回起きています

どうもすべてのケースで排尿障害を改善するタムスロシンを飲んだことと少し飲酒量が多かったことが共通しており、薬と酒が影響のようです

排尿障害は実際最近はほとんど感じないので薬を飲む必要もないのですが、薬が手元にあると少し気になる程度でもつい飲んでしまうんですね。

飲んだら呑むな、呑むなら飲むな、ということです。

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。