けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

ホルモン治療終了まで その6 照射開始から1年

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2021年7月 定期検診

連携クリニックで3か月毎の定期検診の日です。

いつものとおり、採尿⇒診察⇒採血⇒リュープリン注射と進みます。

体調の方は前回から特に変わったことはなく、尿の出にくさはタムスロシンを飲むと改善して、1週間くらいでまた症状が戻ることの繰り返しです。

症状がある状態でも生活に支障が生じるほどではないですが、薬を飲むと改善するので、どうしても薬を頼りにしてしまいます。

今回もタムスロシンを14日分だけ処方してもらいました。

来年の2月末が2年間のホルモン治療の終了予定日ですが、リュープリン注射を3か月製剤+3か月製剤+1か月製剤と進めると2週間ほど足りなくなってしまいます

3か月製剤にしろ、1か月製剤にしろ、月単位で注射していれば最後は合うはずですが、どこかでズレてしまったようです。

記録を確認してみると重粒子線照査期間の受診時に1週間、その次の受診でも1週間ほど前倒しで受診していますが、なぜそうしたのか思い出せません。

仕事の都合か何かあったのかもしれません。

 

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ホルモン治療の終わりが見えてくる

最後の2週間の調整方法について医師に相談すると、ホルモン治療期間は最低2年間なので、それより長くすることは問題なく、上記に加えもう1回1か月製剤を打ってもよいということでした。

う~ん、でもそれほど重くないとはいえ、ホットフラッシュ、メタボ、性機能喪失など副作用もあるので、1日でも早く終わりにしたいところです

次の2回の3か月製剤注射の間隔を+1週間にして調整できないか訊いてみました。

製薬会社のインストラクションでは3か月製剤の注射の効果は13週ということです。

ただそれほど厳密なものでもないので+1週間で調整して行きましょうと言ってくれました

飲み薬のピカルタミドについても処方の規則上90日分までしか処方できないので、途中で飲まない日を入れて調整することにしました。

90日経ったところで一旦オンライン受診して1週間分追加で処方してもらうという方法もありますが、こちらもそこまで厳格なものでもないでしょう。

それでなくても飲み忘れなどあるでしょうし、体格などによる効果の差もあるでしょう。

ちなみに私の場合、曜日の入った1週間分の薬ケースを使ってここまで飲み忘れは1日もありません。(自慢)

やっとホルモン治療の終わりが見えてきた気がしてきました

 

翌日のPSA検査の結果も0.009未満で、その他の指標も含めて問題ありませんでした。

 

X病院受診 これが最後?

翌週、X病院を受診しました。

排尿障害について状況を説明すると、治療開始から1年が経っているので早期合併症はここからのさらなる改善はあまり期待できないということでした(涙)

血尿や血便といった晩期の合併症は1年から2年後に出てくる可能性高いが、その後5年後くらいにも次のピークががあるということです。

ホルモン治療の終わりが見えてきたといって喜んでいる場合ではないですね。

予定されているX受診は今回で終わりです

大変お世話になりました。

 

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今後の定期報告は連携クリニックでの検査結果を郵送で送るだけです

血尿や血便が続く場合やPSA検査で再発が疑われる場合は再度受診することになります。

定期検診は、重粒子線治療開始後3年目までは3か月毎、その後5年目までは半年毎、その後10年目までは1年毎というように徐々に間隔を開けていきます。

新型コロナ第5波到来

1年延期となったオリンピックは来週開幕となり原則として無観客で開催されることになりました。

一方で新型コロナの感染者は増加して翌週から4度目の緊急事態宣言に入ることが決定しています。

私は職域接種で6月末に1回目のワクチン接種を済ませ、7月末に2回目接種の予約をしています。

いつになったら元の生活に戻れるのでしょうか。

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。