7月27日(月) 照射8回目
この日は朝からルーチンどおりに進み順調に治療終了となりました。
畜尿の際、水の飲み方をこまめに少しずつ飲むようにしたところ、切迫感もなく蓄尿状態も問題ありませんでした。
7月28日(火) 照射9回目
治療中の位置確認CT撮影の最後の日です。
CT撮影の際に皮膚の状況確認がありました。
固定具装着前に腰の両側の皮膚を看護師らしき人が確認に来ました。
治療中皮膚の確認はこの1回だけです。
自分で見ても特に変わった様子はありません。
位置決めがなかなか決まらず、2回固定具を装着し直しました。
先週が連休だったため今週はイレギュラーな照射になります。
月火木金が照射日のため明日は休みです。
7月30日(木) 照射10回目
昨日の夕方に排尿時の痛みがありました。
今朝になってみると特に痛みはなく、一過性の痛みだったのでしょうか。
準備はルーチンどおりに進みましたが、着替えに入る10分程前に携帯電話に地震警報が入りました。
ロビーで待っている人々の携帯電話が一斉に鳴り出して、治療ができるのか不安になりましたが、結局は誤報で問題なく治療は終了しました。
位置決めは一発でOKです。
そして照査期間中の最後の診察がありました。
排尿時の痛みのことを医師に伝えました。
尿の出にくさや痛みは治療による炎症によるもので、通常は治療終了後1ヶ月程度で治まるということです。
また、この日は照射終了後の診察スケジュールを受領しました。
照射開始日から3年間は3か月毎の診察になります。
ただし、X病院の外来を受診するのは3か月目、6か月目、12か月目のみで、その他は連携クリニックで検査を受けて、経過観察票に検査結果を添付して郵送することになります。
3年目以降5年目までは半年毎、5年目から10年目までは1年毎に郵送での報告になります。
10年目以降はスケジュール表には書いていないので、もう大丈夫ということなのでしょうか。
7月31日(金) 照射11回目
この日も朝排尿時に痛みがありました。
やはり合併症が出てきたのでしょうか。
照射前の待合室でかなり尿が溜まった感じがあり、順調に位置決めが終わることを祈ります。
しかしこういう時に限ってなかなか位置が決まらず、3回固定具を装着し直しましたがまだ決まりません。
ついに我慢できずトイレに行かせてもらいます。
トイレに駆け込む前に、放射線技師の方が、尿を出し切らず途中で止められれば続けて治療できると教えてくれました。
なんとか途中で止めて治療台に戻ると、今度は一度足の位置を直されただけでOKとなりました。
ふぅ~(汗)
技師さんの話では治療後半になると炎症により本人が尿を出し切ったつもりでも結構残ってるということです。
確かに治療が終わって直ぐにまたトイレに行きたくなりました。
いよいよあと残り1回です。
幻のオリンピックの変則連休さえなければ今週で照射が終わったはずなのに、週末をはさんで来週の火曜まで待たなければなりません。
8月4日(火) 照射12回目 最終日
3日間の休みの間に排尿障害と頻尿が悪化しました。
位置決めは一発で決まり、治療の方は順調に終了しました。
お世話になった技師の方々にお礼をいって治療室を後にします。
基本的に2名の担当の技師の方々と治療室は決まっているようでした。
最後に看護師さんのオリエンテーションで治療後の注意点の説明を受けました。
- 尿が出にくい、頻尿といった早期の合併症は、多くの場合1~2か月で改善する
- 晩期合併症で血尿・血便が出た場合は1~2日様子をみて、悪化するようであれば受診する
- 治療終了から3か月間は禁酒(泣)
- バイク、自転車には乗らない
- 大腸の内視鏡検査について6か月間は受検を控え、検査を受ける際には重粒子線治療を受けていることを伝える
- 性機能はすぐに戻らない可能性があり、ホルモン治療を継続する場合はさらに戻る時期が遅れる
- 皮膚や粘膜の炎症が悪化することがあるので3か月間は温泉の入浴は控える
いや~、結構長かったですねえ。
IMRTだと治療期間がこの3倍かかるということですから大変ですねえ。
まだこれから3か月の禁酒に耐えなければいけないし(大泣)
排尿障害と頻尿も今後どうなるか心配です。
※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。