けんぞうの前立腺がん重粒子線治療闘病記

50代会社員が高リスク限局前立腺がんの告知を受けてからの闘病記です

重粒子線治療 第1週目

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7月14日(火)、 治療初日です。

6時に起床し7時15分に排便

数日前からガスが溜まらないよう食事の制限とマグネシウム剤等の処方を再開しており、便の状態は普通です。

8時に病院に到着しましたが、受付は8時半からなので、それまでロビーで待機しています。

受付後9時にセリフチェックリストの内容を看護師さんが確認して、9時半になったら排尿して水分を取るよう指示されます。

9時半になり、トイレに入り、排尿します

大便の便意も若干感じましたたが結局出ませんでした。

9時50分に着替えをするよう促されて更衣室へ

ネットパンツ、肌着のシャツ、靴下だけに着替えてから病院のガウンを羽織り、待合室で放射線技師の方が呼びに来るのを待ちます。

 

脱衣所のイラスト

 

10時10分に治療室に入り ガウンを脱いで治療台に上がります。

放射線技師は2名です。

固定具を装着され、技師が隣の操作室のような部屋でX線で照射位置と蓄尿、腸内のガスと大便の状況を確認します。

技師の方が出てきて左足の位置を少し修正されました。

再度位置を確認して「位置が決まりましたのでこれから照射を始めます」のコールで照射開始です。

「照射終わりました」と放送が入るまで1分もかからないでしょうか

病院の説明資料では数分となっていましたが、そんなにかかっていないと思います。

照射の間、断続的にベッドの左側の機器からシャッシャという小さな音がします。

これが重粒子線が出ている音なのでしょうか。

体は全く何も感じません。

照射後に続けてCT撮影を行います。

週に1回、位置の確認のためCTを撮るという説明がありました。

技師から蓄尿は問題なかったが、腸に便が溜まっていたと指摘されました

普段は大便を二回するところ今日は一回だけだったためでしょうか。

10時半には着替えて治療終了となります。

 

7月15日(水)、照射2回目です。

治療期間中に3回診察日があるのですが、この日は最初の診察日で、カミさんも付いてきました。

受付をすると機器のトラブルがあり、別の治療室に変更になると説明がありました。

治療室は3室ありますが、原則同じ治療室で治療を受けるようです。

照射の時間には変更なしということです。

9:30に排尿、同時に排便も有りました。

昨日は便が溜まっていたと言われたので一安心です。

昨日と同様に9:50着替えに入り10:10に治療室に呼ばれます。

昨日より尿の溜まり具合は少ない感じです。

毎日左右から交互に照射するということでしたので、昨日左側にあった機器が今日は右側にあります。

今日は位置決めは一発で決まり、照射は順調に終了しました。

ただ、治療室を出るときに蓄尿が少なかったと指摘されました

もう少し少なかったら畜尿やり直しになり、照射時間は変更になったということです。

昨日は便が残っており、今日は畜尿が足りなかったということで、なかなかコントロールが難しいですね。

昨日テレビで偶然熱中症の番組をやっており、水分は一気に飲むと体が過剰な水分を出そうとして尿が出やすくなるとのことで、水分補給は少しづつ行う方が良いと説明されていました。

 

サムネイル画像

 

畜尿の場合にも水を飲むスピードで、ある程度膀胱に溜まる量がコントロールできるのかもしれません。

照射後は診察を受けましたが、排尿困難など変わったことがないか聞かれる程度で終わりです。

順調にいけば昼前には帰宅できます。

新型コロナ対応で在宅勤務になっていることもあり、半日休暇でも大丈夫だったと思いますが、いつも順調に行くとは限らないので、全日休暇扱いにしおきます。

実際は帰ってから溜まった仕事を片付けることは可能です。

緊急事態宣言解除された後、全国の新型コロナ感染者が最大の450人を記録しました。

このまま無事治療を終えられるよう祈るばかりです。

 

7月16日(木)、照射3回目

この2日間は7月とは思えない涼しさで、治療中の身としては助かります。

昨日は尿の溜まり具合が少ないと言われたので、水を多めに飲みます。

前の順番の患者が蓄尿か排便が上手く行かなかったようで順番がスキップとなり5分程度早く呼ばれます。

今回は位置決めで二回修正が入り、一旦固定具を外して身体の位置を直されました

照射機器の位置は左側です。

左と右を交互に照射するということでしょうか。

蓄尿具合が心配でしたが、今日は大丈夫でした。

 

7月17日(金)、照射4回目

今日は昨日より更に涼しく、予報では最高気温21度ということです。

排便は朝自宅で1回、病院到着後に1回と順調です

朝一番の排尿時に尿がやや出にくい感じがあり、遂に合併症が来たかと思いましたが、その後は問題ありません。

今日は右から照射なので、やはり左右交互に照射なのですね。

水を早く飲み過ぎたのか照射中にかなり強く尿意をもよおし、なんとか我慢して照射終了後便所へ直行しました。

 

サムネイル画像

 

これで1/3が終わったことになります。

次の照射まで土日を挟むので今日は何を食べても良いだろうと思い、かき揚げ蕎麦を食べました。

この日はX病院で重粒子線治療後にホルモン治療を受けるため連携クリニックを受診します。

前回の記事で書いたリュープリン注射の生産停止の影響で、注射が確保できているか心配でしたが、いつも通り採血と注射を受けるよう指示がありホッとしました

注射の際に看護師に確認すると、やはり注射は不足していて毎日数本入荷される程度ということでした。

次の受診日までに状況が改善していることを祈ります。

夜寝る前に下痢になり2回トイレに行きました。

昼のかき揚げ蕎麦が良くなかったのでしょうか。それとも合併症なのでしょうか。

 

翌日オンライン診療で血液検査の結果を確認します。

PSAは前回4月の0.103ng/mlからさらに下がり、0.015ng/mlでした。

順調にホルモン治療の効果が出ているようです。

 

※本ブログは医学の専門家ではない一患者の治療記録です。可能な限り正確な情報を記載するよう努めていますが、必ずしも正確性や安全性を保証するものではありません。当サイトをご利用することで発生したトラブルに関しては一切の責任を負いかねますのでご了承ください。